ほつた@はてな

ほつたが技術的な事や個人的な出来事を中心に投稿します。

【日本Androidの会 学生部】2016年度開発合宿を行いました!【芳泉閣】

日本Androidの会 学生部は、2015年度に引き続き、2016年度も開発合宿を行いました。 2015年度は大磯プリンスホテルで開発合宿を行いましたが、今年は熱海の芳泉閣という宿で開発合宿を行いました。

なお、宿泊費用は、日本Androidの会のご厚意によりご支援を頂いております。 ご支援をいただいて、この場をお借りしてお礼申し上げます。

日本Androidの会 学生部とは?

コンセプトは、Androidにこだわらず、技術に興味がある人が集まるコミュニティです。 名前を見ると、Androidに詳しい学生が集っているようなイメージを持たれるかもしれませんが、最近そうではなくなってきているように感じます。 自分はAndroidに興味はありますが、Androidの開発がバリバリデキるわけではありませんし、学生部内でAndroidの開発がデキる人は...。 学生がAndroidだけにずっと拘っていられるわけがありません! 最近は、機械学習の勉強会を開催するなど活発に活動をしています。 Swiftの開発をしているお姉さんでも、電子工作をしているお兄さんでも、学生であれば誰でも参加可能です!*1

詳しくはホームページを見てね!

http://student.android-group.jp/join/

開発合宿を行うまで

日本Androidの会 学生部が発足した当初から開発合宿を行いたいというプロジェクトがありましたが、日程調整から宿との調整まで準備がとても大変で開催まで至りませんでした。 そこに目を付けた自分は開発合宿を開催した方が良いと思い、力を入れて開発合宿開催に至ったのです*2

参考 去年の開発合宿

去年は大磯プリンスホテルで開発合宿を行いました。 会議室は10時から21時まで、翌日は10時から18時まで利用可能で、立地的にも悪くなく、今になって思えばとても素晴らしいホテルでした。 ただ、旅館と違ってホテルは会議室飲食禁止など厳しく、大変な思いをしたのを今でも覚えています。

今年は熱海の芳泉閣に決定!

去年とは違う、もっといい宿に泊まりたいという思いで必死に宿を探しました。

宿選定基準

  • 会議室
  • 温泉
  • 都心からの距離(アクセス)
  • 料金

選定基準を照らし合わせ、色々と模索した結果、今年は熱海の芳泉閣に決まったのです。

開発合宿の準備

開発合宿の準備は思った以上に大変で、今ではなぜ引き受けてしまったのか全く理解できません。 真っ白の状態から宿を探し、宿へ頻繁に問い合わせ、開発合宿のしおりを作成するところまで、とにかく大変でした。

開発合宿概要

開発合宿の目的は、「短期間の開発合宿による技術力向上のため」です。 これは、学生部の中だけで終わらせるのではなく、学生部外へも技術向上をもたらそうと考えています。

jagsa.connpass.com

  • 4人チームに別れて開発を行う

開発合宿初日

全部東海道線が悪い!!!

事件は開発合宿が始まる前に起こりました。 なんと、東海道線が一部区間で運転見合わせとなったのです。 自分は、小田原に出るまで事態の深刻さを全く理解できませんでした。 小田原駅に着くと、60分遅れで電車が動いているようで唖然としました。

熱海駅

東海道線のダイヤが大きく乱れている中、自分は新幹線にお賽銭して、なんとか到着。

到着次第、熱海駅前の無料足湯、家康の湯に大集合。

伊東線

宿の最寄りは熱海駅の隣の来宮駅で、来宮駅からであれば送迎をしていただけるとのことでした。 伊東線が思った以上に本数が少なく、行きも帰りも大変苦労しました。 熱海駅から歩くメンバーが多数現れるほどでした。

芳仙閣に到着

1500円支払えば、チェックインからチェックアウトまでカラオケが利用可能のようですが、さすがに...。

開発スタート!

学生部のメンバーがある程度揃ったところで開発が始まりました。

動かない...

チーム開発のために、ほとんどのチームがGithubでコードを共有し、開発を行うことになりました。 自分が開発をしようと思ったところ、ビルドでエラーが出てまともに開発が出来ません>< AndroidStudioを何回も再インストールしても動きませんでした。 結局、Githubに上がっていたGradleが正しくなかったようで...。 →AndroidStudioのGitがバグってたみたいです。

夕食

ビルドエラーがやっと解決したのは、夕食の直前でした。

とても美味しかったですが、やや量が多い食事だったようです。 自分は、もちろん美味しく頂きました。

温泉

本格的な温泉で、素晴らしかったと思いましたが、源泉の水加減によって当たり外れがあったようです。 (画像なし)

開発合宿最終日

朝食

美味しかったです。 (画像なし)

開発終了!

開発時間が短く、あっという間のように感じました。 成果は下記のホームページをご覧下さい!

http://student.android-group.jp/2016%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E9%96%8B%E7%99%BA%E5%90%88%E5%AE%BF%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/student.android-group.jp

芳泉閣さんについて

芳泉閣さんはとても柔軟性のある宿で、会議室で飲食OK、会議室と温泉はチェックインからチェックアウトまで利用可能! ここまで緩くて大丈夫なのかというくらい本当に素晴らしい宿でした。 ただ、温泉が思った以上に狭く、みんなが温泉に入るのに苦労したのが少し残念だったかもしれません。

大反省

電車の本数が少なく、都心からやや遠かったのが一番の問題点だと思いました。 また、開発のやりすぎでみんな疲れ果ててしまいあまりコミュニケーションが出来なかったような気がします。 本来、ぶっ続けで開発するのはハッカソンであり、開発合宿はゆっくりお互いを知りながら力を伸ばしていく機会なのではないでしょうか。 また、時期的に風邪が流行っていて、イベントが多い時期であったように感じました。 来年度は、11月くらいにもっと都心から近い箱根などで開発合宿ができればと思っています。

まとめ

今回の開発合宿を通して、自分は普段味わえないような貴重な体験をしたと思いました。 普段はあれもやりたい、これもやりたいと夢のように思って終わるのですが、いざ追い込まれて「これをやらなければならない」となるとかなり焦ります。 そして、自分の無力さと考えもしなかった幾つもの壁にぶち当たるのです。

これは、非日常的な開発合宿という場でなければ味わえません。 追い込まれて本当の力を知り、どうにかして力を発揮する機会は開発合宿しかないでしょう。

素晴らしい成長の機会に恵まれて本当に良かったと思っています。

学生の方へお願い

改めて、学生部はSwiftの開発をしているお姉さんでも、電子工作をしているお兄さんでも、学生であれば誰でも大募集しています。 入部とか堅苦しいことが書いてありますが、学生限定で、本来はAndroidに縛られない素晴らしいコミュニティです。 ただ、今回の開発合宿は実質Androidの開発縛りで、自分は苦しみました。

こんなにも素晴らしいコミュニティにも関わらず女性部員が圧倒的に足りないので、女子学生の方はサクサクっとフォームのご入力をお待ちしております。

http://student.android-group.jp/join/

宣伝

2017/03/18(土)にメイドさんと学ぶAndroid開発勉強会が行われます! 駅すぱあとAPIについて知り尽くした多くの学生部メンバーも参加し、全力でサポートします*3。 学生の皆さんの参加をお待ちしております。

jagsa.connpass.com

関連

学生部メンバーが開発合宿直後に記事を書いてくださいました!

http://ayijk.com/20170218_jagsc_devcamp/

*1:学生というのは、小学生から大学院生、高等学校生などの学生証を持っている人です。学生でない方はすみません。

*2:えーと。本当は、別の目的があったのですが...まあいいや。

*3:自分は、家族旅行で参加できません...。